RENOVATION SML


大阪市内の好立地に建つ新築タワーマンションの改修設計である。独身男性のクライアントの要望は2LDKから1LDKへ変更することと、それを恰好良くすることであった。
日本の遮音等級基準の関係上だろうが、日本でしか見ることがない、ふわふわのフローリング?が貼られている上から、クライアントの要望であるタイル貼りへと変更するにあたり、何層ものレイヤーを重ね、その上からタイルを貼っている。それにしても、昨今のマンションは、その販売価格の高低に関わらず、どこもかしこも、このふわふわの安物フローリングが使われているが、歩くと気持ち悪くなるのは、私だけだろうか?なんとも言えない違和感があるが、誰もそこに疑問を持たないのか?そろそろ、ちゃんとしたマンションを作って欲しいものである。

写真:中村写真工房 中村大輔