RENOVATION tsunagi


JR芦屋駅から徒歩2分という好立地に建つ僅か45㎡の小さなマンションのリノベーションである。元の1LDKを解体し1つの空間を創り、真ん中に一枚の壁を建て、その空間を緩く仕切ることで、脱nLDKを図り、曖昧な空間を創ろうと試みた。更にカーテン(ファブリック)と洋服(ファブリック)を1本のレールに吊ることで、空間内のファブリックを整理し、クローゼットやカーテンレールといった従来の空間に存在する余計なノイズを消している。それにより、出来るだけミニマムな空間創りを目指した。一本のレールで色々なファブリックを繋ぐ、1枚の壁で2つの空間を緩く繋ぐ、そんな複数の「繋ぎ」が存在するミニマムな空間です。我々が手掛けた作品の中では、数少ない購入出来る作品ですので、興味がある方は当事務所までご連絡下さい。

写真:中村写真工房 中村大輔